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ミッション2030 4つの柱

祈りを深める

自らの召命をしっかりと受けとめ信仰と生活を統合し、キリストの使徒として生きるため、神との生きた交わりを深め霊的養成(聖イグナチオの霊操に基づいて)を心がける。

祈りのカード(共同祈願) ニューズレター
聖体礼拝・聖歌を歌おう・ラビリンスウォーク

福音を伝える

社会全体の福音化をめざして、どんなところ(教会・職場・家庭など)においても、共同体として、また個人として、仕える心で、与えられた使命を果たしていく。

冊子「福音を伝えるヒント集」のご案内

福音ワークショップ ニューズレター


共同体を生きる

この教会が誰にとっても「わが家」であると思えるように、どんな人も迎え入れ、互いに支え合いながら、つながりを大切にしていく。

ワークショップ ニューズレター

新しい協働

以上を実現していくために、信徒がより主体的になり、司祭、修道者とよりいっそう協力できる体制を構築していく。さらに、イエズス会の教会としてのアイデンティティを保ち、東京教区の一員として連携していく。

フォーラム ニューズレター


ミッション2030とは

 「ミッション2030」は、聖イグナチオ教会が2016年9月に策定した「教会共同体が目指す生き方」です。当教会は2030年までこの方針に従って活動しています。

ミッション2030

 私たち聖イグナチオ教会は、祈りに基づく使徒的共同体を生きていきます。

 現代の社会は、命の軽視や孤独、過度の競争原理や格差、環境破壊など、未来に希望を見出しにくい反福音的なものに脅かされています。それに対して、私たちは自分たちの殻に閉じこもることなく、いつくしみの扉を開いていきます。

 私たちは、同伴者イエス・キリストと心を合わせて、貧しい人や弱い人の声を聴き、皆でともに手をたずさえて(日本人も外国人も、老いも若きも)、福音の喜びを分かち合っていく使命を生きていきます。

  • ミッション2030が必要な背景

     主イエス・キリストが復活し、聖霊(神のエネルギーのようなもの)が弟子たちに注がれて教会が誕生しました。それから現在に至るまで約2000年間にわたり、聖霊の働きによってキリストの教会は存在し続けています。当教会も同じ聖霊に支えられながら、今も神の救いの恵みを分かち合っています。
     1999年、新聖堂が建設されるにあたり、私たち信徒の意識も新たにするという意向で「意識の転換」という改革を行いました。その結果、新聖堂の誕生とともに教会全体の活動が劇的に活発になりました。それから約15年が経った今、教会の中も変化し教会を取り巻く社会環境も大きく変わってきました。変化の中で、神は私たちに今、何を期待しておられるのか、何を心がけていくように望んでおられるのか、もう一度問いなおす時期になったと考え、2015年より「教会生活見直しワークショップ」を行いました。ワークショップではさまざまな観点から教会生活の見直しを行いました。そして、2030年にむけて教会が歩んでいくべき指針として「ミッション2030」という基本指針を策定しました。
     2017年の4月から、その実現にむけて私たちの意識のあり方を変えていけるよう、具体的な活動を開始しています。

  • ミッション2030がめざすもの

     「ミッション2030」とは、私たちキリストを信じる人の心の向けどころを方向転換する試みです。
     「教会生活見直しワークショップ」の中で、教会内のさまざまな問題を見つめてきました。最終的に気づいたことは、真の問題は教会の中にあるのではなく、社会の中にあるということでした。つまり、聖霊に導かれた教会の使命は、教会そのもののためにあるのではなく、多くの苦しみや悩みをかかえた人びとのためにあるという単純な気づきです。「ミッション2030」という試みのためには、

    私たちが祈りを深め救いの喜びを実感し、生活の中でそれを生きていくことが大切です(第1の柱)
    信徒一人ひとりが自らの使命を自覚し、社会(職場でも家庭でもどこでも)の中で福音を生き、福音を宣べ伝えていくことが求められています(第2の柱)
    実現には仲間の助けも必要です。教会の中にともに集まれる場があり、助け合い支え合っていく共同体的な交わりが欠かせません(第3の柱)
    その中で、司祭と信徒の役割を見直しながら、新たな「きょうどう」の形を築いていく必要があります(第4の柱)

     この4つの柱を通して、教会が使徒的共同体として、悩める現代社会に少しでも貢献していくことを目指しています。

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