トップページ おしらせ ミサライブ配信とお説教2026年7月の説教

2026年7月 ミサ説教

2026年6月


年間第14主日

ハビエル・ガラルダ 神父

7/5(日)10:00- 年間第14主日


7/5(日)10:00- 年間第14主日

 この福音の言葉がいいですね。「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」。いいですね。休みたい。みんな、いろいろと疲れているでしょう。昔の学生の言葉で言えば、「ちかれたびー」と言ってたんですね。本当に疲れているんです。体も心も疲れています。体の疲れは、主に忙しさとストレスが原因ですね。忙しすぎる。そしてストレス。東京のストレスはきついですね。それで疲れています。心も疲れています。何事もうまくいかない時もありますし、いじめられている時もありますし、そして何よりも自分の中からの高慢ですか、人の目を意識しすぎます。どう思われているのか評判を必要以上に思っているので、非常に疲れるのです。


 そこでイエス様が言うんです。「わたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」。いいですね。では行きましょう。イエス様、どういうふうに休ませてくださるんですか?「じゃあ、ここに座って。かわいそうですね。よく働きますね。疲れたんですね」。そういうことは決してないんですね。あるいは「請求書を天国に送って、2泊3日温泉に行ってきなさい」ということも言われませんね。どういう休みですか?「わたしの軛を負いなさい」。これは休みになりますか?軛は分かりますね。軛は馬か牛の首にかけるカラーですね。そのカラーにぶら下げている鋤が土に入って、馬が歩くと土を耕すのが軛ですね。あれは疲れるんですよ。だから、私は休んでいるのに「軛を負いなさい」と言われるのは、それは泣きっ面に蜂になります。本当にスパルタ教育ですね、イエス様は。


 いいえ、違います。軛には他の意味もあります。それは「先生の教え」。先生の教えを守るのは「軛を負う」ということです。なるほど、あの当時のユダヤ人たち全体の軛は律法。律法は大変な軛でした。イエス様の軛は「互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟、これがわたしの軛」。ということは、疲れから休むためには、愛するということが本当の解決です。他の方法は睡眠薬みたいなものです。外から出てくる一時的な休みになるけれども、イエス・キリストのいやしは、本当に心から生まれる本物の安らぎです。


7/5(日)10:00- 年間第14主日

 「愛し合いなさい」。ということは、人間の心は愛したい自分ですね。愛したい自分は心です。ですから、人間が愛する時には心が落ち着きます。心がしたいことをしていれば落ち着きます。恨みとか妬みなどでは嫌がる。落ち着かないんです。結局、アウグスティヌスが言った言葉ですね。「主よ、人間の心は、愛である神に憩わない限り落ち着かないものです」。愛さないと落ち着かない。愛することによって落ち着くということです。しかし、この安らぎ、この休み、この安心感を目的にしてはいけない。この安心感を得るために人を大切にするということはうまくいかないんです。結果です。目的はその人です。その結果として自分が安心感を得られるということですね。


 しかも、その安心感はあまり感じられません。潜在的に感じられる。つまり意識しない。例えば、ある赤ちゃんがお母さんの胸に休んでいる。起きているけれども、いろんなことを見ている。すごい安心感を抱いているけれども、気にしないですね。気がつかないです。安心だということは知らない。でもすごく安心です。これは潜在的な安心感。私たちもそういうふうにすることになると思います。


 では、具体的な2つの提案です。休みの方法は愛すること。ですから、愛する姿勢で生きることにしましょう。人が助かるために人に仕えるという姿勢で生きていればいいと思います。そして何かを、ある問題か、あるいはある人との問題を解決しなければならない、辛いことしなければならない時もありますね。その時には愛を込めて、心を込めてできるだけのことをして、それから全部神様に委ねるということです。その結果と自分自身を全部神様に委ねる。そうすれば心の安らぎを得られると思います。

 主よ、私たちに本当の休みを与えてください。


7/5(日) 年間第14主日 主聖堂祭壇と活花

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